売れるヒント

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【ネーミング】「一度は食べていただきたい〇〇」

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

  

それでは、「売れるヒント」第221号です。

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■こちらは、ドラッグストアに寄った時の写真です。

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お酒のコーナー近くに、おつまみの吊り下げ展開がありました。

「一度は食べていただきたいおいしいサラミ」という商品です。

 

■こちらは、サラミも2種類あったり、チーズもあったりなど、シリーズで並べられていました。

 

1袋が300円台後半で、普段あまり飲まない者としては、少し高価な感じもします。

ただ、この商品だけではなく、おつまみは全体的に価格帯が高いと以前から感じていました。

 

晩酌の時に、食事の替わりにお酒とおつまみを食べるという人もいるからか、1食分近くの代金を払ってよいという人が多いからかもしれません。

 

■ここで感心したのは、ネーミングです。

 

「一度は食べていただきたい〇〇」という名前は、素直な思いが込められている感じがして、魅かれますね。

 

前提にある、「簡単には食べてもらえない」という気持ちは、やはり、価格帯が高いことを自覚しているのでしょうか。

その分、商品に自信がある様子が、このネーミングににじみ出ています。

 

■このような、直球のメッセージにインパクトを感じることがあります。

 

変に取り繕うよりも、開き直って素直な思いを言葉にして伝えた方が、成熟した現代には良いのかもしれないですね。

 

技巧的な広告が嫌われる時代ですので、「素直な思いを伝える」という姿勢が注目を集めるのでは、と感じたおつまみでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのネーミングやキャッチコピーに、素直な思いを言葉にしてみてはどうでしょうか。かっこいいものよりも、べたなものの方が注目を集めたり好感度が高い場合もあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!