売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】ポテトチップスで地方創生

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第361号です。

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■昨日、夜にコンビニに寄りました。

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お菓子コーナーの、おなじみのポテトチップスです。

 

■大々的に並んでいたのは、「ご当地ポテトチップス47都道府県の味」です。

定番の「のりしお」や「うすしお」は下の方に並んでいました。

 

ご当地ものは今までもいろいろ取り上げてきましたが、今回のポテトチップスは少し異色な感じがします。

かなりマイナーというか通好みなのです。

今回並んでいたのは

「群馬 焼きまんじゅう

「山梨 甲府鳥もつ煮

「千葉 勝浦タンタンメン

というラインナップです。

私はどれも知りませんでした…

 

■いままでは「博多明太子」「名古屋味噌煮込みうどん」などのメジャーなご当地ものが多かったですが、今回はさらに奥深くなった感じです。

 

それは、パッケージ左上の言葉で納得がいきました。

ハートマークとJPNの文字と共に、「掘りだそう、日本の力。」とあります。

地方に埋もれている名産を掘り起こそうということなのですね。

 

売れる売れないというリスクはありますが、面白い試みだと感心しました。

 

■いま課題となっている地方創生の流れとも合致しているかもしれません。

地方に埋もれている美味しいものを全国区にすることで、活性化につながることもあるでしょう。

 

社会的に意義のあるコンセプトの商品は応援したくなる、と感じた「ご当地ポテトチップス」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、社会的に意義のある企画やコンセプト商品ができないでしょうか。

例えば地方活性化の為など、顧客が応援したくなる要素を組み込むと、新たな売れるヒントとなるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!