売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【パッケージ】人は容器で商品を判断する

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は美術館を巡ることができました。

リニューアル・オープン記念展 Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY サントリー美術館

【特別展】 桜 さくら SAKURA 2020―美術館でお花見!― - 山種美術館

山種美術館は、新型コロナの影響で、季節外れの花見となりましたが、それも2020年の思い出になりますね。

 

それでは「売れるヒント」第911号です。

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■昨日、夜にスーパーに買い物に行きました。

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ガムなどの売り場の写真です。

 

■その中に「EAT MINT」という商品が並んでいました。

袋の容器でしたので、ガムなのか、あめなのか、不明でしたが、どうやら全く新しいもののようです。

「誕生 チューイングするタブレット」と書いてあり、ソフトキャンディとガムの技術を組み合わせているそうです。

いわゆるフリスクミンティアのような爽快感が持続するようですね。試してみたいと思います。

 

■ここでの気づきは「人は商品を外見で判断する」です。

ガム売り場でしたら、パッと容器を見た時に、ガムなのかタブレットなのかを無意識のうちに判断しているようです。

ですので、今回の袋のように、いつもと違う容器の時は、判断できないため文字を読みます。

ということは、新技術を使ったものの場合は、今までの容器と変えた方が理解してもらうためには良いかもしれませんね。

そういった狙いもあって、袋入りだったのかもしれません。

 

■このように、見た目で判断されるので、商品の内容によって外見を操作した方がメッセージが伝わるということですね。

容器は利便性だけではなく、認知にも影響を与えるのだ、と改めて考えさせられた「袋井入りEAT MINT」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの容器などの外見は、顧客にどのように認知されているでしょうか。

もし既存のカテゴリーと差別化を図りたいのであれば、今までの容器をガラリと変えてしまうのも、顧客の認知を変えるのに有効かもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!