【コンセプト】プロ野球チップスとAKB握手券
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
先日、このブログを紹介していただきました。miyakonbutaさんありがとうございます。
これからも、身近な商品からの気づきを紹介していきたいと思います。
それでは「売れるヒント」第903号です。
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■先日、近所のスーパーに寄りました。
菓子コーナーを見て回りました。
■都心の小さいミニスーパーなのですが、おなじみのプロ野球チップスは並んでいました。
私が子供の頃からありますので、安定の人気ですね。
今までは野球少年が買っているのだと思っていましたが、もしかしたら大人も買っているのかもしれませんね。
プロ野球はそこまで深く関心がないのでわかりませんが、幅広い人気なのだと思います。
■ここでの気づきは「購入の目的をずらす」ということです。
ポテトチップスといえば、普通は美味しい菓子を食べたいということで購入します。
ところがプロ野球チップスは、大半は付録のカードが目的だと思います。欲しくない人は普通のポテトチップスを買いますよね。
顧客の購入の目的をずらして成功した例だと思います。
以前AKBのCDが握手券目的で大量に買われていると非難されていましたが、そう考えるとプロ野球チップスやビックリマンチョコは元祖だったのかもしれません。
■このように、商品そのものではない別の価値を付けるということも、身近にあるのだと改めて感じました。
このような事例を他の業界やカテゴリーでも活かせないだろうかと考えさせられた「プロ野球チップス」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを、顧客が購入する目的をずらすことはできないでしょうか。
別の付加価値を考えることで、そのようなことが可能になるかもしれません。
また別の形での顧客満足を探ることもアリかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!