【コンセプト】ぷるん髪の違和感の巧さ
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
このブログも今回で900号となりました。
毎日のスターを付けていただいた数が励みになっています。ありがとうございます。
これからも、身近な商品からのマーケティングの気づきを共有していきたいと思います。
それでは「売れるヒント」第900号です。
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■昨日、帰宅途中にドラッグストアに寄りました。
ヘアケア売り場を眺めてみました。
■新商品が頻繁に出るヘアケア商品ですが、こちらも見たことのない商品でした。
「エイトザタラソ」という「保水美容液シャンプー」だそうです。
いろいろ調べてみると「スキンケア発想のヘアケアブランド」というコンセプトだそうで、斬新ですね。
シャンプーなのに「洗う保水美容液」だそうで、やはりその分価格も高価格帯になっていますね。
■ここでの気づきは「コンセプトを端的に伝えるワード」です。
商品に「ぷるん髪」と書いてあり、最初はこれが目に留まりました。
シャンプーで「ぷるん髪」というのは一見意味がわかりませんよね。
洗顔などで「ぷるん肌」というのはよく聞きますので、「ぷるん髪」に違和感を覚えて立ち止まったという訳です。
ただ考えてみると「保水美容液」のシャンプーというコンセプトにぴったりのワードですね。
■このような「違和感を感じさせるワードなのに、よく見ると納得感がある」というキャッチコピーは、人々の記憶に残るためにかなり効果的だと思います。
このようなキャッチコピーを編み出せるような斬新なコンセプトを作っていきたい、と感じた「ぷるん肌」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスのキャッチコピーは、顧客に違和感を持たれるような斬新なものになっているでしょうか。
違和感を持たれることから注目され、理解され、覚えられますので、違和感を感じるくらいの斬新なコンセプトが理想だと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!