売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【パッケージ】文字が多い即席カレーメシ容器

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は買った本をゆっくり読んでいました。

パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法

この本は様々な発想法のパターンが書かれていて、読んでいると仕事が楽しみになってくる本です。予想以上に興味深い内容でした。

 

それでは「売れるヒント」第889号です。

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■昨日の帰宅途中に、ファミリーマートに寄りました。

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即席食品のコーナーの写真です。

 

■その中に文字が詰め込まれて書かれた商品がありました。

オーベルジーヌ欧風カレー」という商品です。

こちらはお湯を入れて5分待つとカレーライスができる「カレーメシ」の派生版のようです。

これは宅配カレー店「オーベルジーヌ」の監修だそうで、ロケ弁などで人気だったのか「芸能界が唸る」と書かれています。

早速食べてみましたが、美味しかったです。

 

■ここでの気づきは「文字の量」です。

左側の通常の「カレーメシ」に比べて、この商品は文字が異常に多いですね。週刊誌の広告のような感じです。

「メディア出演多数」とか「甘味と辛味の絶妙なハーモニー」など、この宅配カレー店の今までが想起できるように情報が詰め込まれています。

これを見ていると、この商品の背景の物語が想起できて、ついつい買ってみたくなると思います。

 

■このように、物語を感じてもらうことが重要な商品の場合は、定番品と違って情報の量が必要なのだと感じました。

文字による物語の訴求方法について参考になった「オーベルジーヌ欧風カレー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの物語は、顧客に伝わっているでしょうか。

広告やウェブ、POP、ネーミング、パッケージなど、様々な伝える方法はありますが、物語を感じてもらえる最低限の情報の量が必要になると思います。

必要であれば、パッケージに文字を詰め込むことも考えられるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!