売れるヒント

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【商品開発】ポカリスエットアイススラリーとは

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日も美術館に行きました。

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 印象派の女性画家たち | アーティゾン美術館

アーティゾン美術館は、以前のブリジストン美術館ですが、今年新しくなって初めて行きました。

音声ガイドが位置情報を利用してスマホで聞けたり、最新の技術が使われていました。

 

それでは「売れるヒント」第874号です。

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■昨日は帰宅途中にセブンイレブンに寄りました。

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こちらは冷凍食品が並んでいる冷蔵ケースです。

 

■そこに見慣れたデザインの商品が並んでいました。

おなじみのポカリスエットですね。

何かと思えば「冷凍アイススラリー」と書いてあります。

「スラリー」とは、液体と細かい氷の混合物を「スラリー状」と呼ぶそうで、凍らせるとそのような状態になる商品のようですね。

 

■ここでの気づきは「顧客の課題解決にフォーカスする」ということです。

この時期にポカリスエットを買う人は、熱中症対策の人が多いと思います。

その時に考え出されたのが「氷を飲むと身体の芯から冷える」ということです。

ただ、氷をそのまま飲む訳にいきませんので、スラリー状になるよう開発されたそうです。

顧客の「身体を芯から冷やしたい」という課題解決により対応させた商品ということですね。

 

■このように、顧客の課題がはっきりしていれば、商品開発の目的もはっきりして、よりピントの合った商品が開発されると感じます。

まずは顧客の課題は何かを知ることが先決ではないか、と感じた「ポカリスエットアイススラリー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客の課題解決にフォーカスした開発作業をしているでしょうか。

本質的な課題がわかれば、より顧客が喜ぶ商品やサービスが開発できるようになると思います。その結果、顧客の支持がより強まっていくと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!