売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】愛用のたまご醤油たれ納豆から学ぶ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください! 

 

それでは、「売れるヒント」第327号です。

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■昨日は、米を買いに、近くのスーパーに行きました。

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こちらは、納豆コーナーです。

今回も「たまご醤油」の納豆を買いました。

 

■正式名称は「金のつぶ たれたっぷり たまご醤油たれ」だそうです。

 

この商品を初めて見つけたとき「これはいい!」と思った記憶がよみがえりました。

なぜなら、それまでも納豆と卵の組み合わせが好きで、わざわざ卵を黄身だけに分けて作っていたからです。

 

この機会に改めて調べてみると、発売は2012年でした。7年も経ちます。

スーパーでは必ず見かける定番になっていますし、最近は一部のコンビニでも見かけるので、根付いたのかと思います。

 

■定番商品となった理由は、元々の需要があったことと、簡便化したことだと思います。

 

納豆にたまごを混ぜるのは、私も子供の頃からの習慣で、結構多くの家庭で作っているのではないかと思います。

そういう需要があったのでしょう。

同じシリーズで、「金のつぶ ごま醤油たれ」という商品もあって、時々買うのですが、これは取扱いの無いお店のほうが多いです。

やはり、元々の素地がないと、難しいかもしれません。

 

また、それを作るのが、ちょっと面倒だったということです。

卵を混ぜ合わせるだけですが、黄身だけにしないと納豆のとろみが出てきません。

そのひと手間という「ちょっとした困りごと」を解決したという点が、市場に受け入れられている理由だと思います。

 

■このように、需要を把握して、そこに課題解決を提案する、という典型的な商品だと思います。

 

ちょっとした課題解決でも顧客に受け入れられるのだ、と感じた「金のつぶ たれたっぷり たまご醤油たれ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客の困りごとの解決を提案しているでしょうか。ちょっとした課題解決でも、そこに需要があって、新しさがあれば、新たな売れるヒントとなるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!