【コンセプト】ピーナッツ習慣のイメージ戦略
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は夕方に散髪で外出しました。
もうすっかり人出は普通になっている印象を受けました。
それでは「売れるヒント」第862号です。
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■昨日の夜、帰宅途中にスーパーへ寄りました。
こちらは菓子コーナーの写真です。
■ファミリー向けの袋入りチョコ売り場に「ピーナッツ習慣」という商品がありました。
おなじみの不二家の商品ですね。
ピーナッツがメインの商品で、わかりやすく1日1小袋が糖質7.4gとなっているようです。
これならば、糖質の食べ過ぎを防ぎながら、ピーナッツやカカオを続けて摂取できそうです。
■ここでの気づきは「不健康を健康に変える」です。
チョコレートは糖質が多いということで、健康を考えた場合は避ける傾向にあります。
それを、ピーナッツをメインに据えることで、正反対の「健康を考える」「良い習慣」というように転じ変えています。
不二家のホームページでは「ファミリーチョコレート」の分類にはなっていますが、その中で立ち位置を変えて、イメージを真逆にしているのが上手いなと思いました。
■このように、不健康なイメージのものでも、健康なものと上手く織り交ぜることで、また新しいイメージを作ることがあるということですね。
このような複雑な商品が、今後増えていくかもしれない、と感じた「ピーナッツ習慣」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客からどのようなイメージを持たれているでしょうか。
別のイメージのものとコラボしたり、融合したりすることで、持たれるイメージが変化するかもしれません。
まずは持たれているイメージを把握できると、次の打ち手がわかりやすいと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!