【商品開発】抹茶やミントについて
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は帰宅後に読書していました。
ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)
最近、勉強会でドイツの研究をしたので、関心が出ています。ドイツの一人あたりの生産性は日本の1.5倍だそうです。
それでは「売れるヒント」第856号です。
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■先日、スーパーのマルエツプチに寄りました。
こちらは、「商品入れ替えのため値下げ」されている商品です。
■新商品が次々と発売される中、入れ替えで値下げ販売される商品があります。
特に季節の変わり目となると、顧客の好みも変化しますので、入れ替えされやすいです。
写真のような「抹茶」や「ミント」などは、特に好みがはっきり分かれる商品ですので、残ることも多いですね。
万人受けするストロベリーなどに比べて、大人の味といったところでしょうか。
■ここでの気づきは「コアなファンに向けての商品も必要」ということです。
このような「抹茶」や「ミント」は、残るリスクも抱えているのに、続々と新商品が発売されています。
これはやはり、コアなファンが存在しているからだと思います。
数は少ないながらも、そのような味を好んで買ってくれる一定層がいると、無視することができないということだと思います。
そして、そのようなファンが支持してくれることを期待して、新商品を出し続けるのでしょう。
■このように、需要の総数は少なくても、コアなファンが存在するカテゴリーが他にもあると思います。
そのような顧客を切り捨てずに、上手く取り込んでいくかを考える必要があるかもしれない、と感じた「抹茶やミントの値下げ品」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの業界で、少数のコアな顧客層は存在しないでしょうか。
そのような顧客層は少数ですが、一度支持してもらうと熱心にリピートされるようになる可能性もあると思います。
これからは興味関心が細分化していきますので、そのようなコアな顧客を取り込んでいくことが重要な要素となるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!