売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【物語力】チョコボールのなかみの開発ヒストリー

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日も終日在宅勤務でした。最近ランチは全く外食していないですね・・・

節約にはなりますが、その分社会全体の消費が減っているのだろうと感じながら、家でレトルトの牛丼を食べています・・・

 

それでは「売れるヒント」第836号です。

---------------------------------------------------------------------------------

■先日、帰宅途中にコンビニに寄りました。

f:id:ryo596:20200617001909j:plain

新商品がサイドネットに並べられていました。

 

■「チョコボールのなかみ」という商品のようです。

あの有名な、森永のチョコボールの中身のピーナッツだけを売り出したのですね。

つい最近、6月9日に発売したようです。うましお味と、塩キャラメル味とあります。

「チョコなしでも、ただのピーナッツではない」と書いてあり、興味をそそります。

 

■ここでの気づきは「開発ストーリー」です。

どうしてこんな商品ができたのかを調べてみると、興味深い以下の記事がありました。

『森永製菓によると「工場視察の際にチョコボール開発担当者が工場担当者に『チョコボールのチョココーティング前の状態がめちゃくちゃおいしい』と言われたことがきっかけのひとつ」と明かしており、『メロンパンの皮だけ』など“好きなところを集めた系”の商品が話題になっていたこともヒントになったと語る。』

なるほど、工場の担当者という内部の人からの口コミというのは信憑性がありますね。

また、「好きなところを集めた系」の商品も確かによく見ます。

 

■このように、いろいろな物語がある中で、開発ストーリーは興味をそそる物語の1つですね。

どんな商品にでも開発ストーリーがありますので、それをいかに魅力的に言葉にするかが面白そうだ、と感じた「チョコボールのなかみ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、開発ストーリーを言葉にまとめているでしょうか。

どんな商品でも、作られたきっかけや、開発が決まるまでの人と人とのやりとり、開発時の苦労など、何かしら開発ストーリーがあると思います。

それらを、ハードルを乗り越えていく映画の主人公のように、魅力的な言葉にしていくのが醍醐味でもあると思います。

---------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!