売れるヒント

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【商品開発】抹茶市場に参入したブレンディ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は読書をしておりました。 

東京改造計画 (NewsPicks Book)

こちらは都知事選を前にして話題の、ホリエモンこと堀江貴文さんの本です。

突拍子もない意見ではなく、かなりまともで斬新な政策で賛成する所も多かったです。おすすめです。

 

それでは「売れるヒント」第822号です。

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■先日、近所のスーパーで買い物しました。

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こちらはお茶のコーナーです。

 

■その中で「ブレンディ抹茶一服」という商品が目立っていました。

考えてみると、ブレンディはコーヒーのブランドですね。

コーヒー会社がお茶市場の中でも「抹茶」に参入するのは、やはり伸びている市場ということでしょうか。

そう思って調べてみると、お茶市場は減少傾向ですが、その中の抹茶市場は前年比約120%で増加しているようです。

 

■ここでの気づきは、「小さな市場に可能性がある」ということです。

考えてみると、抹茶を日常的に飲む人はかなり少ないかと思います。

私も今まで、日本庭園や美術館で抹茶を出された時以外は、飲んだことがありません・・・

ただ、健康成分が多いとか、訪日外国人などの要因で、伸びていく可能性がありそうですね。

そのような分野に目をつけて参入したメーカーの勇気を見習いたいと思います。

 

■このように、自社の周辺の市場で、あまり注目されていないようなニッチな市場にも、可能性があるかもしれないということですね。

スーパーの棚をよく見ると、そのような一見気づかない市場が見えることもあるな、と感じた「ブレンディ抹茶一服」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの近くに、ニッチ市場が存在していないでしょうか。

普段は目立たずに気づかない市場であっても、コロナなど社会情勢が大きく変化する中で、市場が大きくなる可能性もあるかもしれません。

こんな時代だからこそ、もう一度周辺のニッチ分野を見てみるのもいいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!