【陳列】マスクから購買意欲の操作を学ぶ
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は金曜日でした。
請求書の処理のために会社に行っていました。ニュースで全国的に通勤での外出が増えていると言っていましたが、月初の請求処理が一因なのでは、と勝手に思いました。
それでは「売れるヒント」第797号です。
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■先日夜に、近所のスーパーに買い物に行きました。
特設ワゴンにマスクが置いてありました。
■久しぶりに店頭でマスクが置いてあるのを見ました。
やっとマスクの供給が始まったのだと感じましたね。
さらに、このスーパーに行ったのが夜の9時ごろでしたので、こんな時間まで売り切れていないので、なおさら十分あるのだと思いました。
しばらく前に、朝にドラッグストア前に並んでいる風景を見ていたからだと思います。
■ここで感じたのは、こういう顧客の心理操作ができるということです。
もし在庫が実は少なかったとしても、小出しに補充していけば、夜に行った人は十分に供給されていると思って切羽詰まって買わないかもしれません。
逆にいつ行っても在庫がほとんど無い商品となると、供給が追いついていないと感じて、買っておこうと感じると思います。
在庫の見せ方によって、購買意欲が変化するということですね。
■このように、買い占めを防いだり、逆に購買意欲を喚起したりの方法に一つに、陳列の方法があるということですね。
心理学も勉強してみたい、と感じた「マスクの陳列」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客の購買意欲を促すような工夫をしているでしょうか。
その中の一つに、在庫の見せ方という方法があるかもしれません。
売れている感じを出せば殺到しますし、売れ残っている感じを出せば急いで買おうという意欲は減ると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!