売れるヒント

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【ネーミング】あしたのカレーの意味

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は4月の月末で、請求書処理などで会社に2時間だけ寄りました。

原本が必要なものも、今後なんとかならないものかと思います。

または、請求書郵送代行サービスなどが増えてくるかもしれませんね。

 

それでは「売れるヒント」第789号です。

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■先日、スーパーに買い物に行った時の写真です。

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レトルトカレーのコーナーに寄りました。

 

■在宅勤務になってから、昼によくレトルトカレーを食べています。

今回も買い出しのため探していましたら、「あしたのカレー」という商品がありました。

これはパッケージがレトロな感じですね。

復刻版かと思いましたが、そうではないようです。

 

■ここでの気づきは「あしたのカレー」というネーミングです。

どういう意味かと調べてみましたら、「二日目のカレー」ということだそうです。

カレーは2日目が美味しいのは、多くの人が感じることだと思います。

その理由を調べましたら、養命酒製造のページに解説がありました。

『その理由は、野菜や肉などの具から溶け出す「うま味のもと」が増えるから。昆布のダシやパルメザンチーズなどに多く含まれる「うま味(グルタミン酸)」をはじめ、果糖などの糖分もルーの中に溶け出します。同時に、とろみを増すでんぷんや繊維質もルーの中に溶け出し、うま味ととろみを備えた、マイルドな「コク」が生まれるというわけです。』

分析されると、なるほどと思います。

 

■このように、誰もが感じたり体験したことのあることは、共通体験として親しみが生まれますね。

そのような感情を呼び起こすような商品やサービスがいいなあ、と感じた「あしたのカレー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客の感情を動かすことができているでしょうか。

その感情は、美味しいとか心地よいなどに限らず、懐かしいとか共感できるなど、いろいろな感情が考えられると思います。

感情を動かすことで、顧客の脳内シェアを占めることができると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!