【企画力】熊出没注意ラーメンは奥が深かった
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
在宅勤務なので、読書をする時間が増えました。最近読んだ本です。
各県の有名なグルメの歴史や地理的理由が書かれていて面白いです。
それでは「売れるヒント」第780号です。
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■先日、スーパーのまいばすけっとに寄りました。
即席麺コーナーの写真です。
■「熊出没注意」という文字が目に飛び込んできました。
何かと思って見ると、味噌ラーメンの袋麺でした。
インパクトを狙って作ったパッケージだろうと思って、帰宅してからウェブで調べて見ると、
「北海道でも人気のあるキャラクター『熊出没注意』がラーメンになりました。」
と書いてありました。
北海道土産で有名なブランドのようで、中国人観光客にも人気だそうです。
■さらに調べて見ると、中国人観光客に人気の理由がウィキペディアに書いていました。
以下引用です。
中国語で「熊」は、愚かな馬鹿、あるいは無能な動物の代名詞であり、「熊出、没注意」は「愚かな人間が(自動車で街に)出てきています。注意散漫な状態です」というメッセージとなる。転じて「下手な運転手が運転しているので危険です。周りの車は注意してください」という警告メッセージであり、若葉マークの無い中華人民共和国では、日本での初心運転者標識のような用いられ方をしている
ということで、意外な漢字の読み方で、中国で別の用途に使われているようです。
■このように、人気の理由が、実は全く違う使い方をされていた、ということも時々あるようですね。
顧客が実際にどう使っているかを知ることは大切だ、と改めて感じた「熊出没注意ラーメン」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客はどのように使っているでしょうか。
意外な使い方をしていたり、意外な目的で使っていることがあるかもしれません。
そこに売れるヒントが眠っているかもしれませんので、顧客の声を吸い上げる仕組みがあるといいと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!