【商品開発】いぼ痔の内服薬に思う
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
このブログもいつの間にか3年目に突入しました。
今のところ毎日配信ができています。今後は配信時間も一定にしたいと計画しています(汗)
それでは「売れるヒント」第772号です。
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■先日、ドラッグストアに寄りました。
こちらは痔の薬のコーナーです。
■自分が痔という訳ではないのですが・・・
前職の製薬会社の時に、痔の薬を販売していたので、時々見て回るのですが、進化しているようです。
「しつこく繰り返すいぼ痔に」というシールがあり、よく見ると舌下錠でした。
痔の内服薬は昔からありましたが、いぼ痔用というのは珍しいです。
■これを見た時に、どんどん細分化している、と感じました。
「痔に効く内服薬」と言うよりも「いぼ痔に特化した内服薬」といった方が、いぼ痔の人にとっては信頼感を感じそうです。
「〇〇専用」と名乗る分野が、どんどん小さくなっていて、そうした方がメッセージがより強くなる、ということを感じました。
逆に「幅広く効く」というのは、対象客は多くなりますが、メッセージが昔よりも希薄になる感じを受けます。
■このように、「〇〇専用」と特化して、限られた顧客へ訴求する方が、これからの時代はメッセージが届きやすいのではと感じます。
他にはない「〇〇専用」と言える分野は何か、と考えさせられた「いぼ痔の内服薬」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは「〇〇専用」と名乗ることはできるでしょうか。
その分野があまりにも狭すぎても対象顧客が少なくなりますが、既にあるカテゴリーよりも一段階狭い位であれば、尖ったメッセージが出せると思います。
「〇〇専用」と言えないかを常に考えてみるのがいいと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!