売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】外出自粛と希釈タイプのお茶

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

最近自宅にいることが多くなって、YouTube動画やテレビを見ることが増えました。

動画再生数や視聴率などよく見ていないですが、このようなビジネスが今伸びているのでしょうね。チャンスがあるかもしれません。

 

それでは「売れるヒント」第769号です。

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■しばらく前ですが、ダイエーで買い物をしました。

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エンドコーナーに缶のお茶が並んでいました。

 

■普通のお茶と思いきや、「希釈用」の緑茶・麦茶でした。

小さい缶なのですが、水で薄めて1〜2リットル分になるそうです。

これは、外出自粛のご時世には有難い商品ですね。

1リットルや2リットルのペットボトルを何本も持つと重いですが、これですと1回の買い物でまとめて買うことができますね。

 

■これは、今後需要が伸びる販売方法かもしれませんね。

本当は来店頻度が多い方がいいですが、外出自粛が続くと、買い物量も多くなります。

そうなると重い飲料はあまり買えないので、希釈タイプかティーパックのような形態が伸びていくかもしれませんね。

通販に流れていくかもしれませんが、リアル店舗ではこのような訴求で流出を防ぐことができるかもしれません。

 

■このように、社会の大きな流れを見て、需要の動きを予測してみると、力の入れどころがわかってくると思います。

新型コロナ騒動は、今後の社会を大きく変えそうだ、と感じた「希釈タイプのお茶」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、新型コロナによって消費行動の影響を受けそうでしょうか。

もし受けるのであれば、消費行動が変化する先を読んで、そちらにスライドしていく試みができると思います。

新たな取り組みのきっかけとなれば、禍を転じさせることができるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!