売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】米を小分けにする意味

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は所用で終日外出していました。

休日の人手も以前より戻ってきたような気がしますが、昨年の花見の季節に比べると激減していますね・・・

 

それでは「売れるヒント」第750号です。

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■先日、スーパーで買い物した時の写真です。

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こちらは米が置いてあるコーナーです。

 

■もの凄く小さい米が売っていました。

10kgや5kg、小さくても2kgの米のなかに、2合(290g)のサイズがありました。

調べてみると「cocome」という名前のようで、「好みの味や今日のメニューに合わせて」「お米も新鮮な方がいい」というコンセプトの商品だそうです。

米のブランドも13種類もラインナップがあるようで、全て2合の大きさのようです。

 

■これは、今までの米の常識を覆す新しい試みですね。

確かに、米によって和食に合うもの洋食に合うものがあり、固め柔らかめなど様々です。

その日のメニューによって最適な米があると思いますが、そこまで繊細な違いがわからないということもあり、まとめ買いした米を使っています。

このcocomeが浸透していけば、料理によって米を使い分ける時代がやってくるかもしれませんね。

 

■このような米の消費の方法は、今までは考えもしませんでしたが、言われてみればなるほどと思います。

このような、潜在的なニーズがまだまだ潜んでいるかもしれない、と感じた「cocome」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの切り口を変えることで、潜在的なニーズを掘り起こすことができないでしょうか。

それは、小分けにしてみる、短く区切ってみる、まとめてみるなど、ちょっとした工夫から生まれるかもしれません。

いろいろな形を試してみてはどうでしょうか。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!