【コンセプト】料理専門を名乗る料理酒
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は朝昼と外出し、夕方にスーパーに寄って帰宅しました。
普段は日曜夕方にスーパーはあまり行かないので、かなり人が多いのを見て驚きました。
サザエさんや大河ドラマの前に買い物を済ませる人が多いということでしょうか。
それでは「売れるヒント」第743号です。
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■昨日、スーパーに帰宅途中に寄りました。
お酒のコーナーに、料理酒が並んでいました。
■「米だけの料理酒」という商品でした。
私は料理が全然できないので全く知りませんでしたが、最近はこだわりの料理酒が多く出ているようですね。
晩酌などで飲むための日本酒を、料理に使ってもいいような気がしますが、もったいないということもあるのかも知れません。
最近の細分化の傾向では、料理酒というカテゴリーが盛り上がるのも当然かと思います。
■ここで参考になったのは、料理酒なのにあえて「料理専用」と書いてあることです。
昔は、「専用」という言葉を使うと、用途が狭められてしまうと考えることが多かった気がします。
ですので、なるべく「何にでも使えます」という汎用性を訴求する商品が多かったように思います。
ところが、ここ最近は「◯◯専用」と限定する方が、顧客からの信頼感が増すという考えが主流になり、そのような記載にすることが多くなっています。
ちょうど、昔は百貨店やGMSが主流でしたが、最近はそれらが下がってきていて、代わりにユニクロのような専門店が伸びてきています。
これも同じような顧客心理があるのだと感じました。
■このように、あえて「◯◯専門」を名乗ってみるということが、顧客へメッセージを届けるのに効果的かもしれません。
自分も「◯◯専門」と名乗ってみたいと感じた「料理専用米だけの料理酒」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、◯◯専門と名乗っているでしょうか。
専門を名乗った方が、片手間にやっていることではないと思われて、信頼性が増す効果があるようです。
それはまた、専門を名乗ることができるくらい、研究開発をしなければいけない、ということでもあると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!