【コンセプト】ごはんですよを外出先で使わせる
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は、前職の会社から呼ばれて訪問しました。懐かしい限りでした。
会社はあまり変わっていませんでしたが、それまでの道の風景がかなり変わっていました。3年経つとかなり変化するものですね。
それでは、「売れるヒント」第716号です。
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■昨日、帰宅途中にスーパーに寄りました。
ふりかけコーナーの近くに「ごはんですよミニパック」がありました。
■おなじみの桃屋「ごはんですよ」を、10gずつ小分けにしたミニパックだそうです。
これは、外出先で弁当を食べるときに使うためのものですね。
たしかに、弁当のごはんに最初からかけると、水分が多いので傷まないか心配ということもあります。
食べる直前にかけると美味しさも増すと思います。
■ここでは、ごはんですよを外出先に持ち出させるというコンセプトに感心しました。
より多く買ってもらおうとする時は、使用する量が増える提案をしなければいけません。
もし「毎日継続的に食べるとこういう効果が・・・」ということがあればそれもできますが、嗜好品の場合は難しいですね。
そこで、昼の弁当でも使ってもらおう、という頻度の拡大を目指しているということだと思います。
■このように、売上増加は「単価×数量」で、数量は「新しい顧客を増やす」か「既存顧客の購入量を増やす」となります。
既存顧客の購入量を増やすには「1回当たりの量を増やす」か「使用頻度を増やす」となりますね。
このように、分解していくと、新たな打ち手が見えてくる、と感じた「桃屋ごはんですよミニパック」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの販売増加のための施策は順調でしょうか。
販売増加のための要素を分解して考えてみると、顧客にどのように訴求すると良いかがわかってくると思います。
それによって、新たな打ち手が自ずから見えてくるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!