売れるヒント

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【商品開発】ミニカリーの潜在需要

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は、とうとう会社が在宅勤務となる発表がありました。

しかし私は業務内容の特性上、該当から外れて通常出勤です・・・

在宅でも可能になるよう、様々なツールを取り入れられないか、必死で考えています(笑)

 

それでは「売れるヒント」第739号です。

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■昨日、仕事帰りにスーパーに寄りました。

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レトルトカレーなどがあるコーナーに「ミニカリー」「ミニハヤシ」がありました。

 

■こちらは文字通り、小サイズのカレーとハヤシライスということですね。

有名な新宿中村屋が発売しているようです。

「お茶わん軽く1杯にちょうどイイ」とあり、普段のカレーライスよりかなり小さいようです。

小腹がすいた時や、ダイエットなどにおすすめと描かれています。

 

■ここで感じたのは、「大は小を兼ねる」ではない場合もある、ということです。

ついつい、大きい方が顧客にとっても良いだろう、と思ってサイズを大きくしてしまいます。

ただ、ダイエット中の人や、食が細くなっている人は、家族がいなければ分けられませんし、残りを次に回すというのも面倒です。

少々高くても、最初から小サイズである方が便利、という場合もあるのだと感じました。

 

■このように、ついつい見落としがちな顧客の心理があるのではないか、と感じました。

本当に顧客はこれを望んでいるのだろうか、ということをよく考えてみたい、と感じた「新宿中村屋ミニカリー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客の隠れたニーズに応えているでしょうか。

顧客自身も気付いていないような、潜在的なニーズが隠れていることもあるかもしれません。

圧倒的に顧客の立場に立って、隠れた欲求がないか考えてみるのもいいかと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!