【物語力】世界を旅するチョコパイ
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
新型コロナウィルスの影響で、イベントが中止になっていますが、私がよく行く美術館や博物館も休館が増えてきています。
経済がどうなるかもかなり心配ですね。
それでは「売れるヒント」第727号です。
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■昨日、帰宅途中にスーパーで買い物しました。
菓子コーナーにおなじみの「チョコパイ」がありました。
■いつものチョコパイとは違い、「世界を旅するチョコパイ」という名前の企画品ですね。
第3弾ということで、イタリアンティラミスだそうです。
ついつい買ってしまいましたが、パッケージのヴェネツィアの絵を見ながら食べると、ちょっと旅行した気分になります。
いろいろな味が出ているチョコパイですが、こういう趣向もいいものですね。
■ここで参考になったのは「菓子×観光」というコンセプトです。
普通に「ティラミス味」という商品でもいいところを、あえて物語を付加していますね。
それは「世界を旅するチョコパイ」という物語です。
効率を考えると、単に「ティラミス味」でもいいはずですが、あえて手間をかけてデザインして作った物語が、世界観となって訴求力を強めているのだと思います。
■このように、あえて無駄と思えるようなコラボしたり手間をかけることが、物語を作るといういい例ではないかと思います。
このような試みをしてみたいものだ、と感じた「世界を旅するティラミス」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、何か別業界とコラボして、全く違う物語を作ることはできないでしょうか。
あえて無駄と思えるようなことをすることで、物語が作り出され、顧客への訴求力を強めることができると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!