売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【ネーミング】シンポテトとシンゴジラ

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

質問で「お店で写真撮って怒られませんか」と聞かれました。

ブログは700回を越えましたが、言われたことはなく、おそらく購入を検討するために写真を撮って妻に送っている夫、と見られているのだと思います。独身ですが…

 

それでは、「売れるヒント」第718号です。

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■先日、ファミリーマートに寄りました。

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スナック菓子コーナーのサイドネットに新製品がありました。

 

カルビーの「シンポテト」という商品です。

うすしお味とサワークリーム味が並んでいました。

カルビー最薄とあるように、今まで一番薄いそうですね。

ホームページにも「くしゃっと軽い食感が楽しめる」と書いてありました。

 

■ここで感心したのは、ネーミングです。

初めて見た時「シンポテト」の文字が数年前の映画「シンゴジラ」と似ている感じがして、パロディかと思いました。しかし、こだわりがある名前のようです。

ニュースリリースを調べてみると

「新しいという意味の“新(しん)”と薄いという意味の“THIN(シン)”を掛け合わせ、『シンポテト』と名付けました。」

と書いてあり、しっかり考えられた名前のようでした。

 

■このように、ネーミングを掛け合わせたりなどこだわりを感じられると、力を入れた新商品のように感じますね。

そういった製作ストーリーを感じさせるのが売れるコツかもしれない、と感じた「シンポテト」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのネーミングは、こだわりが感じられるものでしょうか。

こだわったネーミングであれば、その製作ストーリーを発信することで、商品やサービスもこだわり抜いたものであることを連想させることができるかもしれません。

顧客のこだわりを感じさせるかどうかが、選んでもらう1つのカギとなると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!