【企画力】まるごと苺の季節限定効果
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は、都内にある実家に帰りました。
その時、東急バスに乗ると、「東急グループのバス・電車・映画館・そば店定期券」が発売されるという広告を見ました。
月に30,000円で全て使い放題、というもので、定額課金モデルの進化版ですね。
こちらもウォッチしていきたいと思います。
それでは、「売れるヒント」第708号です。
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■先日、ローソンに買い物で寄りました。
こちらはスイーツコーナーで「まるごと苺」です。
■右側にまるごとバナナが並んでいましたので、そのシリーズ商品という事ですね。
調べてみると、毎年期間限定で販売されるそうです。
あまり見た記憶が無い理由がわかりました。季節限定なのですね。
それでも、「ショートケーキを食べている感じ」で根強い人気があるようでした。
■ここで感心したのは「季節限定販売」です。
おそらくですが、質にこだわらなければ、苺は年中スーパーに置いていますので、年中販売できるのではと思います。
ただ、季節限定は、旬の苺を使っている良いイメージを与えますね。
もしかしたら仕入れ価格が安いのかもしれませんが、顧客に与える印象は季節限定の方が明らかに良いと思います。
■このように、あえて限定販売にすることが、顧客が持つイメージを良くすることがありそうです。
それは「儲けを度外視している」ということが好印象、ということもあるかもしれません。
年中販売のメリットよりも、限定販売で顧客のイメージを上げることの方がいいかもしれない、と感じた「まるごと苺」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、限定発売にできるものはないでしょうか。
そこにストーリがあれば、顧客のイメージが良くなり、リピーターとなるかもしれません。
また、いつも手に入らないという意識も、顧客を熱狂させる効果があると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!