売れるヒント

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【商品開発】黒霧島の進化版の黒霧島EX

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

 

今回の冬は暖かいですが、最近寒くなってきましたので、ようやくストーブを出しました。

毎年、年明け頃に寒さに耐えられなくなります・・・

 

それでは、「売れるヒント」第688号です。

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■先日、近所のスーパーに買い物に行きました。

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こちらは焼酎のコーナーです。

 

芋焼酎の「黒霧島」「赤霧島」が並んでいました。

おなじみの霧島シリーズですね。

特に「赤霧島」は「プレミアもの」として愛好家が多いです。

私の同僚も赤霧ファンで、安い店を見つけてはよくまとめ買いしていました。

その理由は、原料の「ムラサキマサリ」の生産量に限りがあるからだそうです。

 

■霧島シリーズはラインナップが多く、その中でランクが分かれていて、面白いです。

今回は、赤霧島の隣の黒霧島に「黒霧島EX」という商品が追加になっていました。

こちらは、原料は黒霧島と同じですが、製法が進化したもののようです。

その分、従来の黒霧島より100円位高くなっています。ゆくゆくは黒霧島からEXへ移行させていくということかもしれません。

 

■このように、ブランド内でのプレミアム版、定番商品、定番商品の進化版など、各商品の役割を決めると、ブランドの総合力が高まると思います。

焼酎という意外な分野で商品戦略を学んだ「黒霧島EX」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、定番の他にシリーズものがあるでしょうか。

高価格のプレミアム版を作ることで、富裕層への訴求や、定番商品が安く見える効果があるかもしれません。

また、定番が価格競争に巻き込まれている場合は、定番の進化版を作ると価格を上げることができていいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!