【ネーミング】夏用の雪見だいふく「涼み抹茶」
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。
それでは 「売れるヒント」第460号です。
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■昨日、仕事帰りにセブンイレブンに寄りました。
暑くなってきたので、アイスコーナーをよく見ます。
「涼み抹茶」というアイスがありました。
■よく見ると「雪見だいふく」と小さく書いてありました。
たしかに形は雪見だいふくです。
シリーズに新たに追加されたラインナップなのだと思います。
しかし、パッと見たところは、別商品のように見えます。
あえて、雪見だいふくに見えないようにしたのかもしれません。
■考えてみると、雪見だいふくは秋や冬に売れそうなイメージです。
名前も雪見ですし、パッケージも赤なので、寒い季節向けかもしれません。
そもそもそのような意図で、秋冬の需要を喚起するために作られたものかもしれません。
それは大成功したと思いますが、もしかすると、通年で売れるようにしたいということで、春夏用の涼しげなパッケージで「涼み抹茶」という商品になったのかもしれませんね。
■たとえ有名ブランド名でも、コンセプトに邪魔になるとなったら、見えないようにする、という作戦だと勝手に想像しました。上手いと感心しました。
その名前に顧客がどんなイメージを持っているか、を知ることが大事と感じた「雪見だいふく 涼み抹茶」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの、商品名やサービス名は、顧客にどのようなイメージを持たれているでしょうか。
それを把握することによって、例えば新商品を出す時にブランド名を使うかどうかの判断材料になると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!