売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】意外なデカフェ紅茶

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は体調も少し良くなりまして、仕事後も読書できました。 

外資系で自分らしく働ける人に一番大切なこと 成長を実感できる「アカウンタブルに働く力」

外資系の会社に対してのよくある誤解について、違うことがよくわかりました。

 

それでは、「売れるヒント」第642号です。

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■先日、スーパーに寄ったときの写真です。

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こちらは紅茶のコーナーです

 

■おなじみのリプトンなどが並ぶ中に「やさしいデカフェ紅茶」がありました。

デカフェ」を調べてみると、元々はフランス語ですが英語でも使われるようになったそうです。

「ノンカフェイン」「カフェインレス」と同じく、カフェインを除去したということですね。

 

■コーヒーではすっかり定着した感があるカフェインレスですが、紅茶でも売り場の幅を取っているのでニーズがあるようです。

コーヒーは眠気覚ましのイメージがあるので、カフェインの印象が強く、カフェインレスのニーズもありそうですが、紅茶にニーズがあるのが意外です。

そもそも、紅茶にそんなにカフェインが入っているのは知りませんでした。

おそらく世間一般も似たような感じではないかと思います。アフタヌーンティーなども眠気覚ましの印象はないと思います。

そう考えると、顧客がカフェインをイメージしていない中、あえて弱点を披露してカフェインレスを訴求するとは、すごいと感心してしまいました。

 

■このように、「きっとこの顧客は知らないしニーズはないだろう」と思っても、顧客を教育することで、そこに意外なニーズが隠されていることもあるのですね。

顧客の心理は難しく、また面白い、と感じた「やさしいデカフェ紅茶」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、あまり顧客に関心を持たれていないと思う要素はないでしょうか。

実は、顧客を啓蒙し、打ち出し方によって、その要素は顧客に響くことがあるかもしれません。

一度要素を洗い出してみて、顧客に訴求できないかを考えてみるのもいいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!