売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】のむヨーグルトの狙いを見た

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は仕事上での打ち上げの幹事をしました。

宴会の時には毎回、勝手にチケットを発行していまして「休暇を取れる権」「クレーム対応をお願いできる権」「〇〇部長にランチおごってもらえる権」などなど好評でした。

実際にはあまりチケット使われないのですが・・・

 

それでは、「売れるヒント」第643号です。

---------------------------------------------------------------------------------

■先日、近所のスーパーに寄りました。

f:id:ryo596:20191207113022j:plain

こちら、飲料コーナーです。

 

■紙パックの牛乳の隣に、「のむヨーグルト」の紙パックが並んでいました。

いつの間にこんなに増えたのでしょうか、牛乳に対して相対的に強くなっている気がします。

確かに最近は、牛乳のアレルギーなどもあり、給食でも牛乳が出ないところも増えているらしいです。

一方でヨーグルトは、乳酸菌などの重要性も知られて、地位が上っていると思います。

 

■ここでの気づきは、のむヨーグルトの狙いです。

パッケージを見ると「手軽にカルシウムが摂れる」という商品が多くなっています。

これは、牛乳の利点であったカルシウム補給を、ヨーグルトでも可能にすることで、顧客を誘導する狙いがあるのかもしれませんね。

牛乳ユーザーも、カルシウムが摂れるとなればチェンジしやすくなりますし、お店としても購買単価が高くなります。

 

■このように、顧客が別の商品に何を求めているかを考えると、その要素を取り入れることで顧客になる可能性が高まります。

どこまでいっても顧客の立場に立って考えることが大事だなあ、と感じた「のむヨーグルト」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを購入してくれそうな、潜在顧客は現在は何を購入しているでしょうか。

それに対して何を求めて購入しているかが把握できれば、その要素を取り入れることで自社のものへ移行しやすくなるかもしれません。

---------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!