売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】チョコの違いがわかる大人になりたい

今日も「売れるヒント」ブログにお越しくださり、有難うございます。

 

昨日は本屋に寄りました。

面白そうだった新刊です。

「人生の勝率」の高め方 成功を約束する「選択」のレッスン

どんな業界を選ぶかで年収はある程度決まってしまう、ということなど、いろいろな発見がある本です。

 

 

それでは、「売れるヒント」第558号です。

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■一昨日、コンビニに買い物に行きました。

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いつも立ち寄る、お菓子の新発売コーナーです。

 

■お菓子は頻繁に新商品が出て、季節感も感じられるので、よくチェックします。

今回はおなじみ不二家のLOOKから「LOOK3」という新商品です。

定番のLOOKは、チョコの中にストロベリーやバナナ味が入っていますが、今回は中身はないようです。

カカオが70%・75%・80%の3種類があり、その違いを楽しむということのようです。

 

■パッケージにも「カカオの苦みを愉しむチョコレート」というキャッチコピーが載っています。

「苦みを愉しむ」ということから、大人向けなのだろうというイメージです。子供はやはり甘い方が好むと思います。

「愉しむ」という漢字字体、大人な感じがしますね。

 

■しかも、70%・75%・80%というと、あまり違いがわからないのではと最初感じました。

実際は、豆もそれぞれ違うようで、風味の違いはわかりました。

ただ、カカオの比率の違いは個人的には難しかったです。

それなのに、あえて数字を載せているのも、大人向けの訴求かもしれません。

「違いがわかる大人になりたい」という人を狙っている感じを受けます。

 

■このように、チョコレートを大人向けに訴求するモデルケースのような感じを受けました。

訴求する顧客の層を変えるのは面白い、と感じた「LOOK3」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを、今までと違った顧客層に訴求することは考えられないでしょうか。

そのまま訴求相手を変えると既存顧客が離れるかもしれませんが、全く違う新商品や新サービスなどを作って訴求してみる、というのも新たな売れるヒントが得られるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!