【商品開発】「悪魔のおにぎり うなぎのタレ味」には、うなぎが入ってない
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それでは 「売れるヒント」第509号です。
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■昨日、仕事帰りにローソンに寄りました。
夕食におにぎりを買おうと思い、おにぎりコーナーに行きました。
■人気の「悪魔のおにぎり」の新商品が出ていました。
「悪魔のおにぎり」と言えば、ローソンで大ヒットしたおにぎりですね。以前も記事を書きました。
期間限定商品で出たのが「うなぎのタレ味」だそうです。
「うなぎのタレ&山椒でやみつき注意」と書いてあります・
土用の丑の日の季節に合わせて発売したのだと思います。
ただ、うなぎ自体は使っていないようで「うなぎ不使用」書いてあるのは律儀ですね。
■ここで、「うなぎ不使用」ということから、気づきがありました。
うなぎを使おうと思えば使えたはずだと思います。
そこを、あえてうなぎ自体を使わずにタレのみにしたのかは、既存の悪魔のおにぎりと売価を合わせるためだと勝手に想像しました。
本当の理由はわかりませんが、中身よりも「気分を味わわせる」手法もアリなのだと気づかされました。
■土用の丑の日でも、うなぎを食べる層以外に、うなぎのタレだけで気分を味わいたい層もあるかもしれない、ということですね。
このような、隠れたニーズを見つけられるようになりたい、と感じた「悪魔のおにぎり うなぎのタレ味」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、顕在化している顧客以外に、「気分だけ味わいたい」「本格的なものはいらない」というライトな層が隠れていないでしょうか。
そういった層にも訴求できると、顧客の幅広げができるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!