売れるヒント

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【コンセプト】すき家で健康商品が増えている件

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第487号です。

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■昨日の記事に続き、一昨日に牛丼のすき家に行った時の写真です。

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カウンターのテーブル上に、新メニューのシールが貼ってありました。

 

■こちらの新メニューは「すき家で健康」というコンセプトの元つくられたようです。

たしかに「もずく」と「ニンニクの芽」とは、健康によさそうです。

ニンニクの芽は、スタミナ回復の栄養分が入っているようですね。

これからの季節に需要がありそうな新商品です。

 

■最近「うな丼」「うな牛」など、うなぎ商品にかなり力を入れているのも、「健康」を訴求する流れの一環かもしれないと思います。

他の牛丼店に比べて、ファミリー層が多いと言われるすき家ですので、そういうことも「健康」に力を入れる理由にあるのかもしれません。

牛丼の価格競争で疲弊するよりも、このように路線を変えて勝負するというのは顧客にとっても選択肢が増えていいと感じます。

 

■このように、競合とコンセプトをずらすことで、消耗戦を防ぐと同時に、自社の立ち位置も際立っていくのですね。

競争が激しい時は、コンセプトをずらすことはできないかを考えてみたい、と感じた「すき家で健康」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、競合との価格競争に巻き込まれていないでしょうか。

もしその場合は、コンセプトをずらすことで、独自の立ち位置を築くことができる可能性もあると思います。

他業界を参考に、コンセプトについて考えてみるのもいいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!