【コンセプト】スライス切り餅の潜在需要
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は終日外出して、夜に書店に寄って帰りました。
異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す 編集思考 (NewsPicksパブリッシング)
情報収集源としてニューズピックスをよく見ますが、そこでよく登場する佐々木さんの本です。立ち読みで面白かったので買いました。
それでは、「売れるヒント」第638号です。
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■昨日、帰宅する途中にスーパーのダイエーに寄りました。
サイドネットで「スライス切り餅」が展開されていました。
■よく見ると、餅が薄くされている商品だそうです。15枚入り198円だそうです。
どんな場面で使うかといえば、「お好み焼き」「しゃぶしゃぶ」「鉄板焼き」などにおすすめと書かれています。
確かにもち入りお好み焼きはお店でもよく見ますが、それが家庭で手軽にできるということですね。
■これは、すき間の需要を狙った、工夫された商品だと感心しました。
製造としては餅をスライスしただけなのですが、家庭ではなかなか作れないですね。
餅が硬くてスライスするに手間がかかったり、危なかったりします。
「家庭でもできるが面倒な事」の、その手間を代替した商品という事になりますね。
■このように、この商品は「隠れた需要を発掘する」役割の商品だと思います。
このような新たな需要を発掘できれば面白いだろうな、と感じた「スライス切り餅」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの周辺に、隠れた需要は存在しないでしょうか。
あればいいけど面倒なのでやらない、ということがあれば、そこに隠れた大きな潜在需要があるかもしれません。
その手間を代替する事で、大きな市場ができたらすごいと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!