売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】罪なきからあげに感心

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日も書きましたが、最近聞かれたこと第2弾です。

「もっと長いブログ書かないのですか」と言われました・・・

毎日短時間でサクッと読めるように、「短文で毎日」を意識しています。

日経MJのように時間をかけて取材した質には遠く及びませんが、「一人日経MJ」となったつもりで続けております。

 

それでは、「売れるヒント」第636号です。

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■先日、セブンイレブンに寄った時の写真です。

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「罪なきからあげ」という商品が並んでいました。

 

■「罪なき」というコピーがインパクトがありますね。

私もからあげをよく食べますが、健康にいいのだろうかと、つい意識してしまいます。

「罪なきからあげ」とは、カロリーや糖質が減っているからあげなのかな、と第一印象は思いました。

 

■しかし、実はからあげではなく、からあげ味でした。

「大豆たんぱく質」を使って、タレに漬け込んでカラッと揚げた新時代の“からあげ”という説明になっています。

大豆たんぱく質と聞くと、明らかに健康に良さそうなイメージがあります。

この両極端なイメージの両者をマッチングさせた、驚きのコンセプトだと思います。

湖池屋は何かと話題の商品を出しますが、発想がすごいですね。

 

■このように、一見結びつかないような2つを結びつける発想は、いろいろなビジネスで応用できそうです。

制限をかけずに自由な発想をする習慣をつけたいものだ、と感じた「罪なからあげ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを、全く異なる対極的な要素と結びつけることはできないでしょうか。

実際に実現するかどうかはわかりませんが、そのような発想を心がけることで、新たな売れるヒントを生み出すきっかけとなるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!