【コンセプト】ちょい食べカレーが新市場を創出する
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は、展覧会と映画を観てきました。
印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
印象派はいろいろな人物が登場しますが、今回の展覧会は1人ずつ網羅されていたので、それぞれの特徴がわかりやすかったです。そう考えると凄いコレクションだと思います。
それでは、「売れるヒント」第630号です。
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■先日、スーパーに買い物に行った時の写真です。
カレーのルーなどが並んでいるコーナーです。
■「ちょい食べカレー中辛」という商品が並んでいました。
大き目のスーパーしか見ない商品です。
これは「あっという間にカレートースト」というキャッチコピーが載っているように、カレーが小分けになっているようです。
確かに、レトルトカレーはカレートーストでは大家族でないと使い切れませんので、便利ですね。
■ここではパッケージにある「おいしい新習慣」というワードに注目しました。
今までは、少量のカレーを作る手間があったために作ることが難しかったカレートーストを、この商品で作る習慣を広めようとしています。
まさに新たな市場を開拓する画期的なコンセプトということですね。
■このように、単にレトルトカレーを小分けしたしただけですが、それを使って新たな習慣を広めるということができているのはすごいですね。
まだまだちょっとしたアイデアで売れるヒントが見つかるのではないか、と感じた「ちょい食べカレー」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを、少しの工夫で新たな使い方を訴求することはできないでしょうか。
例えば小分けにするということだけでも、それまでできなかった用途が新たに作られると、新市場を創出することができるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!