【物語力】ゴッホ展で涙した話
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は、上野のゴッホ展に行ってきました。
【公式サイト】ゴッホ展 2019-2020 東京展と兵庫展を開催
その後、書店に行って復習用の本を買いました。
それでは、「売れるヒント」第667号です。
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■上述の通り、ゴッホ展に行きました。
■12月30日が年内最終日ということで、並んで30分待ちでした。
年末なので帰省する人が多くてすいているだろうと思っていたのですが、混んでいました・・・
人気の画家ゴッホは、画家としては10年しか活動していないのですが、前期と後期では全く作風が違うのがよくわかりました。
最初はオランダのハーグ派に学び、そしてフランスの印象派に学んで、ポスト印象派と言われる画風ができた、というのが新たな発見です。
■それはさておき、今回の気づきは「ゴッホの物語力」です。
有名な話ですが、ゴッホは生前に1枚しか絵が売れず、亡くなりました。
そしてゴッホを唯一評価していた弟の画商テオも、売れないままその半年後に亡くなってしまいます。
本来ならその時点でゴッホの絵は評価されず終わりなのですが、テオの奥さんがその後の生涯で必死に宣伝して、今では数百億で売買されるようになりました。
その物語を知った上で展覧会を観ると、感動して涙してしまいます・・・
■このように、背後の物語を知ることで、同じように絵を観ても、感じ方が違うということですね。
商品でもサービスでも物語を知ることで満足感が変わる、と感じた「ゴッホ展」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスに、語れる物語はないでしょうか。
開発で苦労した、クレームで苦労した、売れずに苦労した、改良に苦労したなど、障害を乗り越えて出来上がったという物語であれば、より感動を呼ぶかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!