【企画力】謎肉アピールが上手い
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日も10時ごろ帰宅して、少し読書をしました。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」 (PHPビジネス新書)
成毛眞さんの本ですが、整理術の具体例が満載で、参考になりました。
それでは、「売れるヒント」第621号です。
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■昨日、スーパーに寄った時の写真です。
おなじみのカップヌードルが、少し変わっていました。
■何かと思えば、ロゴの横に「謎肉増量!」とプリントされています。
そういえば、最近よく目にする「謎肉」という言葉、一体何なのか気になって、初めて検索してみました。
すると、カップヌードルに入っているあの肉が、謎肉と呼ばれているんですね。
確かに、何の原料の肉かわからず食べていましたが・・・
■ここで面白いのは、その「謎肉」という一種の皮肉とも取れる言葉を、逆に積極的に使って展開していることです。
元々は、2ちゃんねるなどで「謎肉」と言われていたそうです。
正式名称は「ダイスミンチ」だそうですが、この名前からも謎が深まります。
それを逆手にとって「謎肉祭」「謎肉増量」などでアピールし、注目を集めています。
検索すると、以前にスナック菓子のように「謎肉だけ販売」もしていたようで、面白いですね。
■このように、注目されたり、皮肉られたり、ツッコまれたりしていることを、逆手にとってPRの材料とする手もあるのですね。
このようなSNSの声は、世間が何を面白いと感じるかを知る手掛かりになるな、と感じた「謎肉増量」での気づきでありました。
ちなみに謎肉の正体をご存知ない方は、ネットで検索してみてください。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、SNSなどでどのような評価コメントが書き込まれているでしょうか。
単なる悪口の場合も多いですが、その中で売れるヒントになるコメントがあるかもしれません。
人々が興味を持つ要素、面白がる要素を知るツールとして調査に使えば、商品開発や企画に活かせるものとなると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!