【パッケージ】専門用語を使うことの是非
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
リーダーマナー講座という名前なのですが、ビジネスの場での見た目の重要性が改めて知らされました。
それでは、「売れるヒント」第611号です。
---------------------------------------------------------------------------------
■昨日、ドラッグストアに買い物に行きました。
その時に、衛生用品コーナーに立ち寄りました。
■爪切りコーナーに、「匠の技」シリーズが置いてありました。
黒いパッケージで、高級感がある、爪切りと爪ヤスリです。
パッケージには、いろいろなこだわりが書かれていて、「三段目立て仕上げ」とか「エッチング加工」「本刃付け仕上げ」などなど、専門的な言葉が並んでいます。
これらの言葉を聞いても、具体的にはわかりませんが、何となくこだわりが凄いということは感じられますね。
■このような専門用語も、こだわりを感じさせる材料として、引き立たせる役割をしているようです。
よく、顧客にわからない・理解されない専門用語は、使わないように言われます。
この商品の説明はわからない、と感じた時点で、離れてしまう確率が高まります。
ただ、今回のこだわりの専門用語は、必ずしも理解しなくてもいい技術的なことなので、いわゆるデザインの一種として専門的な感じを表していると思います。
■このように、高級感を感じさせる手段として、こだわりの専門用語をデザインとして使い、何となく凄いということを感じさせることもアリのようです。
付加価値を考える一つの方法として使ってみたい、と感じた「匠の技シリーズ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、高付加価値を訴求するものがあるでしょうか。
その時は、どれだけこだわった商品なのかを見た目でアピールする必要がありますが、専門用語も理解されなくてもいいという前提であれば、前面に出すのもアリかもしれません。
ただ、顧客にとって必要な情報なのに理解できない、と感じられると、顧客離れの心配が起こるので注意したいと思います。
---------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!