【陳列】タピオカを並べる副次的効果
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日も帰宅が遅くなりましたので、積ん読になっていた本を読みました。
時間革命を読むと、確かに時間が最も貴重だと実感します。他人の時間も奪わない人になりたいと思います。
それでは、「売れるヒント」第606号です。
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■一昨日、近所のスーパーに行きました。
タピオカが陳列台に積まれて置いてありました。
■少し前からタピオカブームですね。
ブームはまだ続いているようで、タピオカ入りのドリンクを売っている店が先日も自宅近くにできました。
また、近くの大学近くにもタピオカ店ができたのですが、昨日の夜10時ごろに帰宅で通った時も、お客さんが2人いました。
夜にタピオカ入りドリンク買う需要があるんだ、と驚きでした。
■ブームが起こってから、このスーパーでは陳列台でタピオカそのものを売っています。
200gで128円だそうで、想像より安いです・・・推測すると1杯あたり数十円でしょうか。
タピオカ入りドリンクが500円とかで売られていますが、原料はスーパーの価格でこれくらいなので、製造原価はもっと安いということですね。
それでも行列ができるのですから、相当なブームということがわかります。
■そのような驚きはさておき、ここでの気づきは「陳列場所」です。
タピオカなどの原材料は、本来2階が売り場なのですが、ずっと1階のスイーツコーナーの隣に置いています。
これは完全に顧客の動線を狙った陳列ですね。
タピオカを作ろうと思って買いに来た人は2階に行きますが、ついで買いの人はスイーツを見ている時に飲み物を考えて一緒に購入する、という流れが想像できます。
■このように、世の中の流行に対応した陳列をするには、世間のトレンドに敏感にならないといけませんね。
このような取り組みの積み重ねが顧客からの支持を得るのだ、と感じた「タピオカ陳列」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、世の中での流行に絡めて訴求できるものはないでしょうか。
世の中の流行や話題に乗っかることができれば、それ自体の一時的な売上もありますが、顧客から「最新トレンドを把握している店」として認識されると思います。
それが、顧客のリピーター化につながってくるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!