【POP】「奥にお席あります」で機会損失対策
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は、虎ノ門付近の美術館に寄りました。
東京:展示会情報|泉屋博古館 住友コレクション「文化財よ、永遠に」
展覧会・イベント | 公益財団法人大倉文化財団大倉集古館リニューアル記念特別展「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの―」
大倉集古館は初めて行ったのですが、国宝の普賢菩薩像や、教科書でも見たことのある横山大観の「夜桜」が見られて、また行きたい美術館の一つになりました。
それでは、「売れるヒント」第590号です。
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■一昨日、目黒駅のラーメン屋に行った時の事です。
ここは、ラーメン屋の数軒隣にあったモスバーガーです。
■こちらのモスバーガーには、「奥にお席あります」と大きくガラスに書かれていました。
どうして書かれているのかというと、この店は間口が狭いようで、一見すると店内が狭く見えるようです。
実は奥は広くて席がたくさんあるので、それを伝えるためのようでした。
■これは、店員さんの立場では、なかなか気づかないと思います。
お客さんは、外からパッと見て、席がいっぱいのようなら帰ってしまいます。
もしかしたら、何人かレジで聞いたり、覗く仕草をしていたのかもしれません。
おそらく、そういう微かな兆候に気づいて、「機会損失しているのでは」と改善するために文字を貼ったのだと思います。
■このように、「機会損失」はなかなか気づかないものですので、見えないものを気付く想像力が必要と思います。
感心するとともに、そういう見えない機会損失はないだろうかと考えさせられた「奥にお席あります」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、知らないところで機会損失がないでしょうか。
せっかく購入しようとしたのに、何かの理由で購入をためらっているとしたら勿体ない事です。
そのような原因がないかを想像して改善する事で、販売増加することがあるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!