売れるヒント

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【コンセプト】ジャンプショップの客層

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は午後にお金の勉強会に参加しました。

夜には国立近代美術館で開催されている高畑勲展に行ってきました。

高畑勲展 | 公式サイト | 東京国立近代美術館にて7月2日より開催

アルプスの少女ハイジなど、よく知られているアニメも高畑勲さんが関わっていたのですね。

制作のメモや工程なども解説されていたのですが、工夫と進化の連続で、すごい人であったのだと改めて感じました。

 

それでは、「売れるヒント」第560号です。

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■昨日、勉強会で東京ドーム近くに行った時、見つけました。f:id:ryo596:20190915064520j:plain

東京ドームの近くに「ジャンプショップ」というお店がありました。

 

■こちらは、おなじみの週刊少年ジャンプのコンセプトショップのようです。

ジャンプショップ」という名前だけでは、よくありそうな名前なので気づかなかったかもしれません。

ですが、マンガのコマ割りの絵が入口に大きく描かれていましたので気づきました。

 

■中を見ると、「ワンピース」や「葛飾~派出所」など、私も知っているちょっと前からのマンガもあれば、最近の「銀魂」などのコーナーもありました。

私は高校時代以来、ジャンプは読んだことはないのですが、映画化された作品も多くて「これも原作はジャンプだったのか」と発見がありました。

 

■中にいたお客さんを見ると、10代や20代はもちろん多かったのですが、30代40代も多かったです。

ジャンプ自体が一種のプラットフォームになっているのだと思います。

こういった「コンセプトショップ」というのは、様々な世代を集めることができますね。

「マンガ」というと逆にターゲットが広すぎるかもしれませんが、「ジャンプ」というとある程度絞られてコンテンツも作りやすいという利点があるかもしれません。

 

■このように、商品やサービスの種類ではなく、何かのテーマに沿った品揃えをするといのは面白いですね。

買う目的ではなく楽しむ目的の店が増えるかもしれない、と感じた「ジャンプショップ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを売る場所は、訪れて楽しい場所になっているでしょうか。

買うことだけが目的となると、安さに注目が集まってしまいますが、楽しむことが目的のコンセプトにすることで様々な客層に価値を高く訴求することができるかもしれません。 

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!