【コンセプト】糖質オフから学ぶ引き算思考
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それでは、「売れるヒント」第182号です。
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■会社帰りにコンビニに寄りました。
最近目に留まった「na・no・ni」というビスケットです。
今年春くらいの新商品のようです。
nanoni<しっとり濃厚ショコラケーキ> | ビスケット | 菓子 | 商品情報 | 森永製菓株式会社
■コンビニのお菓子コーナーを見ると、すっかり「糖質オフ」商品が増えました。
他にも、「カロリーオフ」「乳酸菌配合」など、健康志向商品も種類が多くあります。
以前も書いたように、チョコレートは特に多いですが、他のお菓子でも増えていますね。
■糖質とダイエットの関係が認知されていくにつれて、どんどん糖質の代表格であるお菓子の売上が厳しくなってくるかもしれません。
糖質を引き算するコンセプトは、その時代の流れに対応しているということなのでしょう。
似たような流れて、栄養ドリンク剤の「ノンカフェイン」も、カフェインを引き算したコンセプトですね。
そのブームの後に、普通の飲料にも広がっていき、いまでは当たり前になっています。
■このような、「引き算のコンセプト」は、意外にいろいろなカテゴリーに応用できるかもしれませんね。
「足し算」は、新成分の開発など、なかなか難しいかもしれません。
「引き算」であれば、明確なコンセプトがあれば、作るのは比較的容易かもしれません。
いろいろな場面に「引き算のコンセプト」を応用したいと感じた、糖質オフビスケットでの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、何かを引き算することで、新たな顧客へ訴求できるコンセプトはないでしょうか。引き算によって尖った訴求ができれば、新たな売れるヒントとなるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!