【コンセプト】ミュシャ展に学ぶビジネス
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日はビジネスのセミナーに参加してきました。
出版戦略について学びました。
自分でも出版できそうだと感じたと同時に、いま出版されている本を見る視点が変わりそうです。
売れる本は、著者だけでなく編集者の熱い思いや工夫があるのですね。
それでは、「売れるヒント」第553号です。
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■先月、渋谷のBunkamuraミュージアム「ミュシャ展」に行きました。
「みんなのミュシャ展」で、9月末まで開催されています。
■いままで「ミュシャ」という画家は全く知らなかったです。
展覧会に行く前も「ミューシャ」と発音していて、展覧会の音声ガイドを聞いて初めて「ミュシャ」と発音するとわかり、恥ずかしかったです…
そんな私でも、展覧会に行かねばと思ったのは、現代日本のマンガやアニメに影響を与えているということを知ったからでした。
タイトルの「みんなの」というのも、日本にいま生きている人はみんな影響を受けている、というコンセプトを伝える秀逸なネーミングと思います。
■展覧会のサブタイトルも「ミュシャからマンガへ―線の魔術」とあります。
マンガとつなげたコンセプトで、若い世代にも関心がそのコンセプトに魅かれました。
実際に展覧会に行くと、土曜の昼だったこともあるかもしれませんが、若い女性の比率が高かったと思います。
特に「魔術」という言葉が、神秘的な感じを受けます。特に女性に受けのいい言葉ですので、女性ターゲットだということがわかります。
■このように、あまり知られていない画家でも、いわゆるコラボによって身近な存在とすることができる、ということですね。
先日の「三国志展」でも、漫画三国志やゲームの三国志とのコラボを展開していました。
ある意味マイナーな分野や伝統の分野では、このような試みで若い世代につなげていく、という取り組みが横展開できるのではないか、と感じた「ミュシャ展」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、若い世代が関心を持たないものはないでしょうか。
そんな時は、若い世代が関心を持つコンテンツや人とコラボすることで、認知されるところから取り組んでいくことが必要かもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!