売れるヒント

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【コンセプト】コバラサポートの隠れた需要

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

昨日は六本木で、お世話になった知人の新事業発表会がありました。

そのついでに国立新美術館に寄りました。 


入浴の絵で有名なボナールですが、日本の影響も受けていたんですね。

開始して間もなかったので、土曜でしたが空いていてゆっくり鑑賞できました。

美術展は始まったらすぐに行くのがコツのようです。

 

それでは、「売れるヒント」第217号です。

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■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。

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こちらはドリンクの冷ケースにあった「コバラサポート」という商品です。

 

この場所の他にも、かご盛りで陳列もしてありました。

 

■この商品は、先日職場の女性も飲んでいると聞きました。

店頭を見ても結構売れている感じがして、関心を持ちました。


ダイエットサポート飲料だそうです。

空腹の時に飲むと、お腹がふくれて食事量を抑えることができる、という内容だそうです。

 

■実は、職場の女性はダイエット目的ではなく、違う用途で飲んでいました。

それは「空腹時にお腹が鳴るのが恥ずかしくて飲んでいる」というものでした。

 

これは「なるほど」と思いました。

 

これは私も時々困っているからです。

静かな打ち合わせ中に、お腹が鳴り続けると、恥ずかしくて困りますよね。

 

逆に、このような需要なら、ダイエットしていない人にも潜在的にありそうです。

yahoo知恵袋にも、「コバラサポートを飲むといいよ」という声がありました。

 

■このように、メインのコンセプトとは違った用途が、注目を集めるということが時々あります。

 

例えば、栄養ドリンクのユンケルも、疲れ回復がメインですが、風邪を早く治すことで広く知られました。

 

コバラサポートも、ダイエットよりもお腹が鳴って恥ずかしい人に広まるのでは、と勝手に想像した、気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、メインのコンセプトとは違った、隠れた使われ方はないでしょうか。それが他に無い潜在的需要が大きい物であれば、売れる可能性が大いにありそうです。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!