【物語力】ムンク展とQueenの映画で感じた共通点
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昨日は久しぶりに丸一日予定がなく、美術館めぐりと映画を満喫しました。
明治150年記念 日本を変えた千の技術博|2018年10月30日(火)〜2019年3月3日(日)|国立科学博物館(東京・上野公園)
江戸城の天守 | 上演中の作品 | TNM & TOPPAN ミュージアムシアター
特別展 仏像の姿 ~微笑む・飾る・踊る~ | 三井記念美術館 | 美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ
それでは、「売れるヒント」第265号です。
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■昨日回った美術展のうち、「ムンク展」です。
夜に行ったのですが、普段の東京都美術館よりも人がかなり多かったです。
また、その後には映画館に移動しました。話題の「ボヘミアン・ラプソディ」です。
夜9時からの上映でしたが、超満員でした。ラストが凄くで泣いてしまいました…
■ムンク展は大回顧展と言われていることもあり、ムンクの一生が多数の絵画と共にわかるようになっています。
波乱万丈の一生の中で、「ムンク事件」という事がありました。
初期の頃に展覧会を開いたら、あまりにも今までの絵画と違って斬新だったので、非難殺到で1週間で中止になったそうです。
そんなことを乗り越えながら、晩年にはノルウェーの国民的画家と認められたそうです。
■一方のQueenも、音楽への斬新な試みをしたゆえに、散々な評価を受けていたようです。
オペラを取り入れたり、曲を長くしたり、服が中性的であったり、常識破りだったようですね。
そんなことを乗り越えながら、最後は熱狂的にファンに迎えられる大コンサートシーンは感動的でした。
■この物語性は、大ヒット商品に共通しているのかもしれません。
一度は大部分の大衆から散々な評価を受けながらも、徐々に広まって、熱狂的に受け入れられていく、という物語です。
ここで重要なのは、散々に言われたとしても、そこで止めずに続けることかもしれません。
おそらく、感性が尖った人が先に受け入れて、そこから段階的に広がっていくのでしょう。
考えたらスマホもそうですね。私も最初は抵抗しましたが、途中で受け入れました…
■この美術展と映画を観て、斬新なものをつくりたいなと思ったと同時に、そのような賛否分かれるものに「売れるヒント」があるかもしれない、と感じました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、売れていないものはあるでしょうか。大衆に受け入れられなくても一部に受け入れられているとすれば、それは大ヒットの種かもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!