売れるヒント

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【キャッチコピー】牛カツ専門店の看板に感心

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

昨日は会食の予定が延期になったので、渋谷近辺の美術展に行きました。

女・おんな・オンナ~浮世絵にみる女のくらし|松濤美術館

佐賀・長崎のやきものめぐり 戸栗美術館

印象派への旅 海運王の夢 Bunkamura Museum

美術館もあの手この手で企画を考えていますね。そういう意味でも参考になります。

 

それでは 「売れるヒント」第441号です。

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■上述の通り、昨日は渋谷の美術展に行っていました。

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渋谷を歩いている時に見つけた「牛カツ専門店 京都勝牛」です。

 

■牛カツ自体は1回食べたことがありますが、このお店は初めてでした。

後でホームページを見てみると、東京にもかなり出店しているのですね。

 

今回の気づきは、正面上の大看板の「キャッチコピー」です。

店名が大きく書かれたその下に、

「衣を羽織ったステーキカツ」「60秒で揚がります」

と書かれてあります。

ここから気づきがありました。

 

■まず、「衣を羽織ったステーキカツ」で、「牛カツ」のイメージが浮かびますね。

私も牛カツ初心者ですが、初めは「とんかつ」とどう違うのかわからず不安になります。

「ステーキに衣をかぶせたようなもの」と言われれば、イメージが湧いて食べてみたくなります。

 

また「60秒で揚がります」というのも上手いと思います。

「ステーキカツ」と言われると、高級店をイメージして、調理に時間がかかるイメージを持ちます。

その不安を解消する意味で「60秒」と具体的な数字で言われると、信頼感が出ると思います。

同時に、こういわれると「ちゃんとその場で揚げているのだ」ということも暗にわかりますね。

 

■短いキャッチコピーで、顧客が感じる不安を解消したり、信頼を得るということもあることを感じました。

 

言葉の力を改めて感じた「牛カツ専門店 京都勝牛」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスのキャッチコピーは練られているでしょうか。

短いキャッチコピーですが、工夫することによって、顧客が元々持っている不安を解消したり、信頼を獲得したり、いろいろな効果が得られると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!