【物語力】パナソニック汐留美術館で考えた
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昨日は美術展に寄りました。
ギュスターヴ・モロー展 | パナソニック汐留美術館 | Panasonic
学芸員さんによるスライドトークがあって、見どころを解説してもらいました。
やはり予習の知識を入れると、より深く見ることができますね。
それでは 「売れるヒント」第434号です。
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■上述の通り、昨日は美術展に行きました。
■この美術館は、新橋駅から少し歩いた、汐留エリアにあります。
近くには日本テレビがあり、パナソニックの高いビルがそびえています。
その1~2階がパナソニックのショールームで、4階が美術館です。
つい最近、汐留ミュージアムから汐留美術館に名前を変更しました。
昨日行ってみたら、ショールームもかなりお客さんが多く、にぎわっていましたね。家具に家電を組み込んだものに力を入れているようでした。
■企業が美術館を運営している例は、他にもいくつかあります。
思いつくのは、損保ジャパン日本興亜美術館や、ブリジストン美術館(改装中)が有名ですが、三菱一号館美術館や三井記念美術館などの財閥系もあります。
博物館ですと、さらに多数ありますね。
創業者の時代に収集した美術品を展示している場合が多いとは思いますが、今でも運営しているのは、やはり企業のブランド力につながっているということだと思います。
余裕を感じさせますね。また実際余裕がないとできないと思います。
■このように、文化に貢献するような企業は、金儲けだけではない物語を感じて、イメージが良くなりますね。
美術館を運営するのはかなりハードルが高いですが、博物館ならできるかもしれません。業界の昔の仕事道具など残っていれば、業界外の人からすると珍しく思うでしょう。
文化への貢献という付加価値もあるな、と感じた「パナソニック汐留美術館での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを売るときに、文化的な要素が感じられるでしょうか。
特に高単価の商品であれば、そのような文化貢献などの別の付加価値を考えてみると、競合との差別化となるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!