【企画力】ご当地キットカットの社会貢献
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は完全オフでしたので、病院、勉強会、美術館と巡りました。
教養の勉強会で、日本絵画の狩野派の話が出ましたので、その足で美術展に行きました。
壮大な桃山時代の絵画の中に、狩野永徳の唐獅子屏風があり、迫力に圧倒されました。
それでは「売れるヒント」第995号です。
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■先日、仕事帰りにコンビニで買い物しました。
キットカットの新商品が出ていました。
■今回のキットカットは、東京みやげで有名な「東京ばな奈」とのコラボのようです。
パッケージには「いつかキット行きたい」と書いてあります。
旅行になかなか行きづらくなったこのご時世に、旅行気分だけでも、ということだと思います。
調べると、北海道や沖縄のバージョンもあるようで、これからもいろいろなバージョンが店頭に並ぶと面白いですね。
■ここでの気づきは「第二の購買目的」ということです。
「旅先を応援しよう!」とあるように、1袋買うと10円が寄付されるそうです。
調べてみると、「公益社団法人 日本観光振興協会」へ寄付されるそうで、いま困っている観光産業への支援になるようです。
これは、気持ちのある人ならば、購買を後押しをする一つとなると思います。
■このように、商品による社会貢献というのは、商品自体の味や効能などとは別に、第二の購買動機となることがあると改めて感じます。
このような企画がもっと増えると、三方良しとなるな、と感じた「ご当地キットカット」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスに、社会貢献という要素を加えることはできないでしょうか。
それによって、もちろん人助けにもなりますし、同時に自社のイメージアップや購買にもつながると思います。
商品の差別化が難しくなっているこの頃ですので、新たな差別化要因の一つとして検討材料となるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!