【物語力】松屋ボツメニューから復活した焼き牛めし
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!
それでは、「売れるヒント」第403号です。
----------------------------------------------------------------------------------
■昨日、久しぶりに夕食を松屋で食べました。
入り口に「焼き牛めし」のポスターが貼ってありました。
■学生時代や20代の頃に、頻繁に来ていた松屋ですが、ほとんど牛めしを注文していました。
しかし当時から、いろいろなメニューを作って飽きさせないようにしていますね。
この「焼き牛めし」もついつい注文してみました。
これが、程よい辛さもあり、普通の牛めしとは違った感覚で、美味しかったです。
■ここで注目したのは、「松屋ボツメニュー裏総選挙 第1位」というところです。
昨年、メニューの総選挙が行われたそうなのですが、同時に裏で「ボツメニュー」総選挙も行われていたようで、その1位だったそうです。
ちょうど店内放送でも、そのいきさつが流れていました。
いわゆる、一度はボツになりましたが、見事復活を遂げたメニューということですね。
その経緯を聞いて、万人受けするのではなく一部のファンに支持されるタイプのメニューなのかなと想像しました。
■このように、そのメニューができた物語を知ると、つい感情移入して応援したくなる時がありますね。
こういった物語を付加できた商品は強いかもしれない、と感じた「松屋の焼き牛めし」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスに、顧客が感情移入できるような物語を付加できないでしょうか。
物語力によって、競合と単純な比較をされない、別次元の戦いとすることができるかもしれません。
----------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!