【企画力】ローソンと中学校のコラボ商品
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき有難うございます。
ほぼ毎晩、コンビニ・ドラッグストア・スーパーマーケットのどこかに必ず寄っています。
この3つの業態を定点観測するとかなりヒントが得られますね。あとは家電量販店も定期的に行きたいと思っています。
それでは、「売れるヒント」第550号です。
---------------------------------------------------------------------------------
■昨日は、仕事帰りにローソンに行きました。
パンの新商品コーナーです。
■変わった色のパンがあるなと思ったら、なんと中学校と共同開発だそうです。
「埼玉県立伊奈学園中学校×ローソン」と書いてありました。
「ねぎみそ豚パン」「抹茶梅ぇーロンパン」と、変わったアイデア商品ですね。
深谷ねぎや狭山茶など、埼玉の名産物を使ったコンセプトなのですかね。
■帰宅してからネットで調べてみると、日経新聞の記事が検索ヒットしました。
どうやら関東甲信越地方でのローソンでの限定販売のようです。
9月7日8日の伊奈学園中学校での学園祭でも販売される、とも書いてありました。
これはあまり関係ありませんが…ということは、学園祭での企画ということでしょうか。
■ここで気付いたのは「日経新聞が取り上げる企画」ということです。
「地方の一中学校とコラボ」となると、「教育」「地方創生」「地域経済」など、新聞社が好むネタになりますね。
単に「コラボしました」だけでは、話題としては薄いのだと思います。
しかも、それを日経新聞に知らせたということですね。プレスリリースでしょうか。
いずれにしても、上手く話題にしていると思います。
■このように、メディア側が勝手に取り上げてくれるような企画として、上手い事例だと思います。
PRについても学んでいきたい、と感じた「伊奈学園中学校×ローソン」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスを、新聞やテレビが取材に来ることが想像できるでしょうか。
どのような話題で取材されるか、メディア側の視点に立って、イメージして企画を立てると、拡散していく企画が立てられるかもしれません。
---------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!