【企画力】「三国志展」で驚いた話
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昨日は通院のため仕事を休みましたが、病院の後に展覧会を巡りました。
マイセン動物園展 | パナソニック汐留美術館 | Panasonic
日本の素朴絵 ーゆるい、かわいい、たのしい美術ー | 三井記念美術館 | 美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ
どれも面白かったです。平日は入場者が少なくていいですね。
それでは 「売れるヒント」第538号です。
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■上述の通り、展覧会を巡った中の「特別展三国志 TREE KINGDOMS」です。
東京国立博物館で開催されています。
■私は中学生の時から三国志好きで、マンガ「横山光輝 三国志」、ゲーム「三国志」、小説「三国志」と渡り歩いてきました。
今でも、マンガ三国志のラスト近くの「五丈原の戦い」を読むと涙してしまいます…
ということもあり、期待して展覧会に行きましたら、いろいろな気づきがありました。
■その中でも、入場者の客層が幅広かったことです。
まず10代~20代の若い人が多く、しかも女性が多いのには驚きました。歴女?でしょうか。
当然中高年も多く、年配の方もありました。ですので全世代の来客があったということですね。
また中国語も飛び交っており、本場中国からの訪日客もいたようです。日本での三国志人気に驚いたかもしれませんね。
■これは、いろいろな展示や仕掛けを見ると、納得がいきました。
展示のメインは出土品などで、やはり中高年向けですが、その合間合間に解説パネルがあり、三国志を知らない人でも楽しむことができます。
マンガ三国志の直筆原稿も展示され、私の世代は感慨深く眺めています。
グッズコーナーでは三国志のゲームとタイアップしたものがあり、ゲームで知った世代が集まっていました。かっこいいキャラクターデザインも女性向けですね。
展覧会名の「THREE KINGDOMS」は三国志の中国のドラマ名で、YouTubeでも人気です。
このように、三国志関連の様々なコンテンツを集約した結果、全世代が集まる展覧会となったのだと思います。
すべて写真撮影OKというのも画期的です。SNSで拡散されることでしょう。
■このように、同じテーマでも、各世代へのコンテンツを選ぶことで、客層を変えることができるということですね。
ビジネスにもこの考えは活用できそうだ、と感じた「三国志展」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの客層は、希望通りの客層となっているでしょうか。
訴求するコンテンツを変えたり、訴求場所を変えたりと工夫することで、客層を変えることもできるかもしれません。
また、新たな客層へのアプローチにも使えると思います。一度現状を分析してみるのもいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!